振りかぶり方

11月28日の続き；剣道；
　刃の動きはあるけれど、振りかぶり方なんてものは無く、斬り方があるだけ。
　刃筋正しく振る為に真っ直ぐ振りかぶると説明するが、脇が空くまでかぶるんじゃなくて、手の内の冴えで撃つ、それが攻めて撃つというやつ。五つの構えで全部そうする。これは竹刀でも木刀でもなく、刀で説明すると本当にピンとくる。

　脇が空いていた今日は、右上腕と肩のあたりを突かれてアザが多いよ。
体重が増えたので撥ね返される事がないけど、打つ、いなす、ばかりで、近頃の練習で突き飛ばされたり、投げ転がされてアザを作る稽古がないな。相変わらず怪我も無いけど。

　試合に「勝に卑しき勝ちを獲らず、負けるに見苦しからぬ負けを取る」というのがあるけど、普段の稽古で打たせるにしたって、自分の評価を下げるような稽古はしない様に注意しよう。彼らも目が肥えてきているだろうから、自分のためにも考えてみよう。もちろん、おかしな評価は問い質そう。

　いくつかの分野で、次の段階の基礎が、課題が見つかる平成22年。
幼なかった頃の夢を作りかえるのは、いつも、次の段階の基本を習得することによってのみだといい。それが「現実を知る」の意味だ。
　次の段階に行きたい分野が3つ4つあるが、早く何とかならないかな。／従業員っちゅうか、仲間とか弟子だな。