Agendum Khalifa Kenji

jeudi, juillet 21, 2011

留年長寿学生

「そのテーマを卒業研究に選んでも卒業できないかもしれないよ」って言っといてもやらせてくれる先生は貴重だ。独自性を大事にする。
パワーハラスメントやセクハラ、アカデミックハラスメントが学校での生徒の命、学生生命を奪うのに対して、オリジナリティーを追求した結果で留年する生徒が居たって学生生命は大学生なら更に4年の余命があるんだから独自性を続けるべきだ。そうしないと新しい研究テーマに人類は出会えなくなる。
 世界の平均余命は長い国と少ない国では40年の差があるんだから、テーマは追求したほうがいい。「勉強」を理解している人ではなく「研究」を理解している人が先生になってほしい。
 僕の場合は60歳過ぎても剣道・居合の受験生をしている、JISEでひたすら植物生態学をやっている、モンペリエで研究所を移籍しつつも大学の先生になった人を、留年したフランスの高校生・大学生数人を見て来れてよかった。どうやら現代の日本の学校だけが年限にこだわっているみたいだ。まるで女房と畳は新しいほうがいいと信じるのを学校では教えているようだ。/

 野菜とか農村品ではなく、たとえデジタルソフトでも自給自足の狭い世界でうまくいく、あるいは嵌ってしまうことがありえる。レバノンの商人はたいしたもんだ。/

 ブラスバンドOB合奏に参加してみたら聞こえる音楽が変わった。スイッチの不調とかの理由でラジオの音のバランスが足りないこととかに気づくようになった。自分で昔使っていた能力だろう。
 人の話も、「いい話だった」と聞くのではなく「自分に活かすならどうするか」意識しながら聞くと効果があるものだが、いろんな分野で能力を回復してきた。{どんな能力を減らしたのか}に気づいているうちは回復できるものだ。一生懸命になると失うものがでるけれど、そこに栞を挟んでおいて再開できるようにしないともったいないし前進にならない。