Agendum Khalifa Kenji

lundi, novembre 07, 2005

「落ち」につながるまで

話し方を勉強する為に
 落語を見る人、または
 理論の方法を勉強する人がありますが、自分のワガママを相手に押し付ける為に話のテクニックを身に付けようったってそうは問屋が卸しません。

人を誉める場合にも、ちょっと下心があれば、見え透いたお世辞とか下手なおだてが却って仇になりましょうし、誉められた側が何か裏で仕組んだのかもしれないと、いらぬ噂も立つでしょう。
人を罰するにしたって理不尽であれば「保身の為の口封じが行なわれた」とか罰する側の見識不足が話題に上がる。

目的と方法を結びつける事は
迚も簡単とは言えないけれど、自分がしっかり勉強して考え詰めれば人を説得するなんて不可能な事じゃない。
 誰かを推薦する時も、よく知った仲であれば短い言葉でその信頼を表すことも出来る。
でも、親友が結婚式のスピーチで新郎或いは新婦がどんだけ良い奴かを話そうとしてうまく行かないのはどういうわけだろう?うまく行かないにしてもそれなりに成功するのは親友であればこそだ。ここではテクニックが必要!

 ひと一人について5分で話すなんて出来っこない、面接で人を見定めるのもむずかしい。芽を摘まずに人の成長を導くのはむずかしい。  問題についてじっくり考える時間を持ちたい。Viva 醗酵!テスト勉強「一夜漬け」なんて言っていたが、いまじゃもっと早いインスタント技術・促成栽培が流行る。


 とりあえず誰か、もっともらしく僕の事をホメゴロしてくんないかな~。

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芽を出し大きく根を張って、立派に育ってほしい。


人間の成長を植物の成長に例える教育者が時々居ます。世間の多数が農業に従事していない土地の学校の中に。

 譬え話って身近な物になぞらえて分かりやすく話すことじゃなかったみたいだ。
小学生の時にあさがおを枯らしちゃって以来植物の面倒を見たことの無い人にも分かるように話してくれよ。国民の多数が農業従事者だった時に農民に向けていったことを引用するって事は、話す人の勉強不足を露にしている。都会じゃ植物は身近じゃないし、農業だって恐ろしく手間暇がかかるんです。